タッチ de おしゃべり

先日、ニュースで赤ちゃんの首をひねったりもんだりするといった危険行為がベビーマッサージと報道されていましたがベビーマッサージが不安になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか？私自身、とてもショックなニュースでした。
しかし、誤解しないでほしいのです。こういった危険行為はベビーマッサージではありません。

ベビーマッサージとは、お母さんが赤ちゃんにマッサージをする方法であり、ベビーマッサージの指導資格者が、直接、赤ちゃんにベビーマッサージをすることはありません。

私たちJABC日本ベビー&チャイルドケア協会がお伝えしているベビーマッサージは、お母さんお父さんが愛情のこもった手と心で行う、優しいタッチのベビーマッサージです。大人が受ける「あん摩マッサージ」とは異なり、「なでさする」ように触れていきます。

マイアミ医科大学ティファニー・フィールド教授をはじめ、赤ちゃんに触れることによる効果は様々な調査により認められています。また、ベビーマッサージはお母さんが行うものです。そして、お母さんに指導する私たち指導者は、ベビーマッサージの良い点、危険な点を熟知しており、だからこそ、お母さんは独自にベビーマッサージを行うのではなく民間資格保有者により学ぶ必要があると思います。

JABC協会指導者は、お人形を使用し、お母さんお父さんに、赤ちゃんへの「タッチの方法」を指導していきます。ベビーマッサージにおける注意点はもちろんのこと、調査研究により明らかとなっている効果や、赤ちゃんとのスキンシップの取り方などお伝えしていきます。


赤ちゃんにとって沢山の愛とふれあい（タッチ）は、食べ物と同じように必要不可欠なものです。
今回の事件のように、お母さんたちに間違った情報や方法が伝わらないよう、また、こうした事件の誤解により、子どもたちへのタッチが失われないよう、JABC日本ベビー&チャイルドケア協会の一員である私も、
「すべての子どもたちにタッチを」という理念の下、子どもたちへのタッチをお伝えしていきたいと思います。





9月の南風原町子育て支援センター「ふくぎの家」　ベビーマッサージ
9月17日　ＰＭ１：３０～　　　
オイル代　100円　　　要予約　(098-889-3928）　




10月24日　ベビーマッサージ講師養成講座　申し込み受付中